いつでも私たちは無限に近い可能性であるパラレルワールドに繋がっています。ですから毎日変化のない日常を選んでいるとしたら昨日とほぼ変わらない可能性に、ワクワクすることをしたり生き生きとした暮らしをし始めると今までと違う新しい行き先へリンクする可能性が広がることになるのです。どんな選択にしろ、選択した瞬間にあらゆるパラレルワールドが作られています。逆に言えば想像できる自分がどこかのパラレルワールドにちゃんと存在しているからこそ、想像することができるのです。しかも私たちの想像は3次元密度の世界に留まらず高次元の世界にも到達していますので、パラレルワールドのエネルギーを受け取ることができるのです。欲しい現実を手にしている自分はどこかのパラレルワールドに実際に存在しています。言い方を変えれば、自分が想像できない自分になることはありえません。新しい考えが浮かぶたびに、新しい信念にすり替わるたびに、新しいパラレルワールドへ降り立っています。
未来の記憶を上手に作れるようになると、望む現実を早く創造することができるようになります。未来の記憶とは想像力を使って望む現実を脳内で疑似体験することです。詳細に渡って実際の体験で得るであろう感覚をシュミレーションしてゆきます。波動の世界は感覚の世界、つまりこの世界の言語は感覚でありフィーリングです。よって言葉をどんなに並べて説明したとしても、心がこもっていなかったり感覚が欠けていたら、大いなる全てはあなたの望みを理解することができません。感覚やフィーリングを使って、欲しい体験を効率良く引き寄せてください。鍵はあなたのイマジネーションを使うことにあります。ワクワクするイマジネーションを自由に想像し実際に体感し、あなたの気持ちが高ぶる新たな記憶をどんどん作り出してゆきましょう。あなたの周りも自分の思いに沿って動き出してゆくことになるのです。
過去も未来も全ては今ここに存在しています。つまり過去の記憶と未来の記憶にアクセスし、今ここのあなたが望む世界を創造しているのです。未来の記憶とはあなたのイマジネーションで作り上げた体験のことで、気持ち、感触、周りの景色やその雰囲気などです。すると、あたかも実際に起こったこととして脳に記憶が刻み込まれることになります。よって大いなる全ては過去と未来の記憶を頼りにエネルギーを投げかけてくれます。
ハイヤーマインドはあなたの望みをあなた以上に把握しています。よって欲しい現実を手に入れることができるよう、さまざまな現実を引き寄せてあなたに変化を促してくれています。それはもしかしたら不愉快に思う人が引き寄せられてくるかもしれませんし、家族との決別や職場を首になる現実が引き寄せられてくるかもしれません。いずれにせよあなたがポジティブな視点で受け入れ、何もかもが自分にとって有利に活用できると信じることができれば、目の前に繰り広げられる現実を、望む自分になるプロセスとして活用することができるようになります。
あなたは紛れもなく多次元的存在であり、いろんな次元に存在しています。異なるバージョンのあなたは、現在のあなたと繋がっています。アクセスの仕方は想像力を使って行いますがとても簡単です。想像力は時間や空間の制限がないので、過去も未来も自由に行き来することができます。例えばピアノをマスターしたいと考えているとします。まだ習い始めで演奏できません。しかし未来の自分はピアノの演奏をマスターし、人前でも上手に弾くことができます。その未来の演奏者である自分にイマジネーションを使ってアクセスすることで、ピアノの上達を著しく早くすることができます。
あなたが信じていることが現実になります。自分が真に思っていること、すなわちあなたの信念があなたの体験を生んでいるのです。その逆は絶対にあり得ません。なぜならば宇宙は意識で作られているからです。つまり物質化するには意識が先に必要であり、それから物質化が次にやってくることができます。
あなたの創造する現実は夢の中でさまざまなものが具現化されるメカニズムと基本的に同じです。違いは抵抗する波動、対立する波動があるか無いかです。夢の世界ではこれらの波動がほとんどありませんので、物事が瞬時に出現することができますが、現実の世界では責任や義務、無価値感、罪悪感などがあってブロックされやすくなります。実現したい夢や願望はいくつ持っていても問題ありません。イマジネーションを使って実現した時の体感を十分に味わったら、全て忘れて直ぐに手放して下さい。ここが重要なポイントです。なぜなら結果に期待することは執着に繋がるため、実現の可能性が低くなったり時間が非常にかかることになります。ハイヤーマインドからのインスピレーションを受けるためにも、全てを委ね信頼することが大切です。完全版の自分であるハイヤーマインドは、あなたの想像をはるかに超えた意外性のある現実を提供してくれたりします。
