ネブラさん(the PLANET from NEBULA)「「あの世」とのおしゃべり」を読んだ感想と概要

初めにバシャールについて説明します。彼らは私たちよりも地球の時間で3000年ほど進化した知的生命体であり、親戚でもあります。人類の進化をサポートしてくれていますが、彼らのアイデアは的確であり、ほんとうに分かりやすく説明してくれています。ユーチューブでは「kokoro century」というチャンネル名を通じて、ネブラさんが自ら得たと思われるバシャールのコメントを数百種類もの動画に分けて紹介してくれています。全部見きれないほどのすごい量です。私は半年以上、ほぼ毎日ユーチューブを見ながら納得し、思考の習慣を変え、波動を上げることを意識してきました。

 それではネブラさんの書籍「「あの世」とのおしゃべり(KADOKAWA)2019年2月1日出版」を簡単に紹介します。ネブラさんはアメリカ在住の精神世界の探究家で、過去生や生まれた時の記憶を鮮明に持っています。特にネイティブ・アメリカンの男性として生まれ、一族のシャーマンのサポーターのような役目をしていた時や、第二次世界大戦中にユダヤ人として生き、歌やバイオリンの才能により強制収容所で多くの人々の心を癒やしたことを特によく覚えているそうです。ネブラさんは日本人ですが、外見はネイティブ・アメリカンに似ていて、よく間違えられるそうです。5歳まではお母さんのお腹に入る前の記憶があり、生まれてからその日までの5年間の毎日の記憶を詳細に覚えていました。夢に出てきた白い女性が地震を教えてくれ、起きると必ず発生したり、死んだ人の存在が分かったりしました。そのような体験を通じて、子供の頃からあの世が身近な存在でした。

 7年前、完全に人生に行き詰まっていた時に、よく明晰夢を見ました。そこでたまごの形をした自分のガイドと初めて出会ったのがきっかけで、起きている時も含めてさまざまなアドバイスをしてもらったり、人と引き合わせてくれたりしました。ネブラさんは「メッセンジャー」として、人類がこれから迎える新しい時代にいろいろな知恵を与える役割を持っていることを知りました。バシャールとも出会い、いろいろな情報をもらいました。ユーチューブのバシャールの数々のコメントは本を翻訳したものと思っていましたが、たぶんそうではなくネブラさんが直接コンタクトして得た情報のようであり、日本語としてとても読みやすいです。

 明晰夢で最初に見せてもらったのは漆黒の池でした。近づいてみると地球から5000万光年離れたバラ星雲で、怖いくらい美しく澄んでいて、見たこともないほど見事に星が輝いていました。転生して住んでいる地球人も多いそうです。触ってみると水は意外と温かく、落ちた雫は星屑のようで、全てが命を持っており、コミュニケーションできることが分かりました。

 地元に80代のエレンという霊視ができる有名な女性がいることを知り、セッションを受けに行きました。自分がレムリア時代の意識を取り戻しにこの世にやってきていること。彼らの高次元の意識を人々に伝えていくミッションがあることが分かりました。基本的にガイドが言っていることと同じでした。

 ガイドからのアドバイスにより、新たな情報や気付きをブログにメモ代わりに書くことを目的として立ち上げ、現在まで一日も更新を休むことなく続けています。特にバシャールが夢に出てくることが多くなり、地球人が知らないさまざまな知恵を教えてくれました。

 さらに、この世は幻影でありホンモノの自分は永遠の存在であること、自分の心を中心に考えて行動することの大切さ、カルマは自由に選択ができること、ワクワクすることが幸せを引き寄せること、天罰はないこと、自分の本質であるハイヤーマインドのサインに気づくよう意識すること、世界は新たな時代に向かっていることなどをとても分かりやすく説明しています。本書はネブラさんの実際の体験に基づいており、平易な内容ですがリアリティをとても感じる知恵の凝縮した素晴らしい作品です。

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