サネヤ・ロウマン「魂の愛」を読んだ感想と概要

本書(株式会社 ナチュラルスピリット)の著者であるサネヤ・ロウマンさんはUCLAバークレー校を優秀な成績で卒業してから、長年にわたり形而上学を学んできました。高次の存在であるオリンを25年あまりチャネリングして、本やその他メディア、セミナーを通じて何千名もの人々に霊的成長や魂との繋がり、意識を拡大するためのワークショップを提供してきました。本書ではさまざまなワークを通じてハイヤーセルフとの繋がりを築く方法や、三つのチャクラに光とエネルギーを循環させる方法、そしてハイヤーセルフの愛の状態へと入っていく方法、高次の存在からのエネルギーをチャクラで受け取る方法などが分かりやすく紹介されています。興味を持った箇所を簡単にシェアしたいと想います。

ハイヤーセルフとのつながりを築き、三つのチャクラを覚醒させることは、人生における数多くの旅の中でも最も重要で、かつ変容をもたらすものの一つです。覚醒するにつれ、あなたはハイヤーセルフが持つ静けさ、強さ、明晰さ、喜び、力、光、ビジョン等の全ての贈り物を受け取れるようになっていきます。そしてハイヤーセルフがあなたを愛し、受け入れているのと同じように、自分自身を無条件に愛し、受け入れることを学んでいくのです。チャクラを覚醒させることで、あなたは人類に対して大きな貢献をするようになります。なぜならばあなたの放つ波動が、他の人たちのチャクラを活性化させ、人類が抱えるさまざまな問題が解決に向かうことになるからです。

ゆっくりとした呼吸を繰り返しながら父なる太陽を思い描き、その無条件の愛の光で自分を満たします。次にハイヤーセルフを思い浮かべ、呼びかけてみます。ハイヤーセルフと交わるとき、自分の体を包み込んでいくのを感じます。その体験は瞑想を通じてやってくるかもしれません。一度それを体験すると、一日中どんなときでもハイヤーセルフを呼び寄せたり、存在を感じたりできるようになり、日常生活の一部にすることを学ぶことができます。ハイヤーセルフと共にワークすることは、覚醒の旅における重要なステップなのです。金色、白色、虹色の光や、どんどん明るさを増していく光を自分の周りに感じたりすることがあります。また何年も会っていない親友や家族と再会していように感じることがあります。一緒にいると懐かしさを感じ、まるで我が家に帰ってきたような気分になるのです。

人間には主に7つのチャクラがあり、それぞれがたくさんの機能を持っています。特に第三チャクラ(太陽神経叢)、第四チャクラ(ハート)、第七チャクラ(クラウンチャクラ)が目覚めると、高次の存在からの愛を受け取ることができるようになり、あなた自身が愛の根源になり、世界に変化を生み出すたくさんの機会を自分自身に引き寄せるようになっていくのです。これらの三つのチャクラを覚醒させる方法はたくさんあります。例えば愛に溢れた行動、慈愛に満ちた思考、そして他の人たちとの間にワンネスを感じる選択をすることでも絶えず進化していきます。また、全てを許容する心、無条件の愛を意識し表現することでも確実に活性化していきます。

ハイヤーセルフとの繋がりを築くと、共鳴現象が起こってきます。幸せな人のそばにいるだけで、突然自分も幸せになってくる体験をした人は多いと思います。あなたが感じた幸せは相手の幸せではなく、あなた自身の幸せなのです。今自分のそばにいない家族や友だち、会社関係の人、亡くなった人などに思いを馳せて下さい。意識や思いは時間や空間を超えて繋がることができます。

夜、家の外に出て、澄みきった夜空に輝く星を眺めているところを想像してみて下さい。最初のうちは何も見えませんが、次第に最も明るい星が見えてきます。そして徐々に、もっとたくさんの星が見えるようになり、気がつくと、夜空一面に星が輝いているのが分かるでしょう。私たちが愛を拡大する方法もこれに似ています。自分の内部に存在する愛と慈悲と優しさを見つけ、認めて下さい。

両親に対する深い忠誠心や愛ゆえに、あなたがたの多くは両親よりもより良い人生や人間関係を持つことを潜在的に自分に許していません。無意識のうちに、この人生で持つ喜びや愛、成功、豊かさを制限しているのです。これらの信念を手放しましょう。あなたは彼らよりも多くの愛、喜び、そして生き生きとした感覚を体験することができるのです。

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