神楽坂美呼豊さんの新刊「どうしても地球になじめない宇宙人たちへ」を読んだ感想と概要

「どうしても地球になじめない宇宙人たちへ(ヒカルランド)2019年6月30日出版」を簡単に紹介します。最初に宇宙人代表者である神楽坂さんが、勇気を奮って赤裸々な内容を告白したことに対して敬意を払います。ある日、霊障医学で有名な先生が神楽坂さんの頭部に両手を当てて、「あなたの脳は、ぱっくりと開いている。典型的な宇宙人の脳みそだね。爬虫類型のエイリアンで、わりといるんだよ」、さらに「三次元の地球にいるのはつらいことだろう。が、あなたの時代はやってくるから」と言われたそうです。神楽坂さんは感性がとても豊かで言葉やアートで自由に彩ることができ、テレパシーが使えます。頭のてっぺんから異形な脳波をピーンと発することで、過去や未来にいる自分の声を聞くことができたり、次の時代は必ず〇〇が流行るなどの予知ができます。また過去にさかのぼって、偉大なアーティストと対話をしたり、意思を受け継いだり、猫にメッセージを伝えたり、あらゆる生き物の気持ちに入り込むこともできるそうです。

 神楽坂さんの意識はいつも五次元にありますが、三次元で生きる肉体は人間と同じであるため障害が起き、いろいろな病気に発症しています。双極性障害Ⅱ型、睡眠障害、薬剤性過敏症候群、神経症、PTSD、気象病、ADHD、強迫性障害などが今あるそうです。これらは言葉を変えれば「クリエイティブ病」であり、感性が鋭く、発想力が豊かである人たちにしか与えられない称号でもあるとのことです。

学生時代にアルバイト先の社長から「君が来るといつも売上がいい。縁起のいいオーラを持っている」と言われたり、ガラガラだったレストランに行くと1時間後に満席になったり、ゼミの友だちと地下にあったカフェでランチをとった日、雨が降って客が少なかったのが満席になったりしたことで、周りから呼び込み神と言われました。逆に食事の後にゲロを吐いている人を見かけ、いやな予感がしたら、翌日ニュースでその人が逮捕されていたり、クレーンの横を通り過ぎた時に怖いと感じ、いやな予感がしたら、翌朝に都内でクレーンの事故が発生し、けが人が重症であるとニュースに出たことがありました。

足長おじさんがほしいと願っていたら、願いが叶い作詞家としての仕事をもらうことができたが、その人の経営する小さな制作会社が倒産し、執拗なストーキングを受けたことがあります。三鷹にある太宰治の墓に初めてお参りに行った時、「宇宙人作家としてこの世に貢献しなさい」と啓示を受けました。横浜にあるアダルト系教材の会社でライターとして働いたこともあります。誰にも言えない闇を抱えた人たちが引き寄せられて働いているようでした。欝気に気分安定薬を処方してもらい飲んだが、気分の波が安定していないため量を増やしましたが、それがきっかけで生死をさまようことになりました。体が熱くなり、呼吸が苦しくなり、全身が赤みを帯びて発疹ができ、口などの粘膜なただれていきました。結局退院するまで2ヶ月かかり、病棟内では史上最悪の皮膚障害と噂されました。「今すぐに皮膚をはぎたい」「殺してほしい!」とも思ったそうです。薬の副作用のせいで、顔がお月さまのようにむくんで2倍になりました。病院ではパルス療法(さらに大量のステロイド剤を投与する治療法)も検討されたが、それは止めました。やっていたら死んだ可能性が高かったです。皮膚科の名医であり宇宙人のE部長や生きる希望をくれた看護婦さん、前世では姉妹であり病室で知り合ったフィリピン女性らに励まされ助けられ退院することができました。

神楽坂さんは、合わない薬を飲んだり、気分安定薬によっては死んでしまう可能性があるため、薬に頼らない健康法を編み出し、実践するようになりました。副腎との対話、感性を作る体に良い習慣術、感性を研ぎ澄ますストレッチとツボ押し術、流暢な精神を作る気持ちにいいこと、が最後に載っています。

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