山川紘矢さん・亜希子さんの講演会に参加して

9月22日、池尻大橋での講演会に妻と一緒に参加しました。出席者は定員70名を少し割ったくらいで男性は5名ほどでした。知っている方も多いと思いますが、ご夫婦は30年以上前にアメリカのアカデミー主演女優賞を受賞したことのあるシャーリー・マクレーンの「アウト・オン・ア・リム」を初めて翻訳し、日本での本のカテゴリとして、宗教とは全く違う「精神世界」を初めて作られました。もうひとつ蛇足ですが、紘矢さんと私は同じ静岡県の出身で、高校も同じです。彼は非常に秀才で東大に行きましたが、私は普通の大学です。

紘矢さんはアウト・オン・ア・リムを翻訳している時に精霊が現れて、「人を目覚めさせる仕事をしてくれないか」と頼まれたそうです。とてもびっくりしましたが、それがきっかけとなり、人がどうしたら目覚められるかということを30年間研究してきました。目覚める人は自分のことが本当に好きで、自分を受け入れる人です。そして目覚めるためには幸せになることです。自分の人生は1から10まで自分でシナリオを書いていますし、自分の責任で生きています。自分がもともと計画したわけですから、失敗を歩んでいる人はこの世にいません。信心深くなることが大切ですが、宗教を信じることとは違います。本当は自分の中に神さまがいます。外側に神さまがいて、規則に支配されながら「ああしろ、こうしろ」と言ってくるのは間違いです。スピリチュアルをとことん追求して下さい。瞑想や呼吸法を取り入れたりヨガの一つのポーズをとるなどの運動もぜひやって下さい。

亜希子さんは大学4年生の秋にうつ病になったことがあります。頭がパンパンになってしまい、お先真っ暗の状態です。本を2行くらい読んだだけで真っ暗な闇が押し寄せてきたり、自分に意識が向かない状態で過ごしていたので、気がついたら1年間同じ服を来て大学に通ったりしていました。しかし後になってうつ病になったことが良かったことだと気づきました。30年ほど前の講演会では来られた女性は亜希子さんと同じ40代で、子供が拒食症や登校拒否を抱えている人がとても多かったです。チャネリングの能力が既にあったこともあり、うつ病の経験も手伝い人の苦しみがとてもよく理解でき、一緒に解決策を考えました。結局は子供にはなんの問題もなく、本人の問題であることに至りました。自分と子供の関係を先ずは見てもらいます。それが難しかったら、自分とお母さんの関係を見るのがわかりやすいです。「お母さんのことが好きですか?」「お母さんにどのように育てられましたか?」「自分のことが好きですか?」だいたいこのような質問しながら自分が原因であることに気づいてもらいます。

インドには最近になって縁ができ、8回行ってきました。リシケシはヨガのメッカとして知られており、かつてビートルズがアシュラムに滞在したことがある場所でもあります。そこでサティア・サイババのアシュラムを訪れました。彼は2011年に亡くなっていますが、マドゥーさんにその魂が受け継がれていて、彼がサイババやっていたことを見せてくれました。口から金の卵を取り出すのを2回見ました。一番最近行ったのがバドリーナートで、インドの本当の聖地と言われています。リシケシからタクシーで14時間かかるところが雨で道が崩れていたため、途中で泊まって2日かけて行ってきました。高度3000メートルのところで、6日間滞在しました。そこで2500年前に生きていたとされる伝説の不老不死の聖者 ババジに会いました。ババジは、外見は年を取らずに青年のままでいました。彼のエネルギーは今でも存在していて、山に行って会ったりすることができるそうです。「お前たち、もう十分やったからなんにもやらなくてもいいよ。好きなことだけをやればいい」とメッセージが降りてきました。今回の旅は、ババジのエネルギーを受け取るためだったことが分かりました。細胞が生まれ変わり、帰ってからはより穏やかになり、信頼感が増すようになりました。

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