僕の神秘体験2 明晰夢

10月に出版する本では夢のすごい力について説明しています。米国人でホリスティック医学(人間の自然治癒力に基づき、全体的な治療を行なうこと)の原点と言われているエドガー・ケイシーという方がいます。さまざまな功績を残されましたが、その一つが夢分析です。私たちには顕在意識と潜在意識以外に超意識といわれる宇宙や大いなる全てと繋がっている意識があります。超意識は夢を通じて顕在意識に対して有用な情報やメッセージを伝えようとしますが、門番である潜在意識がこれを検閲しながらご主人さまを守るための情報以外は全てシャットダウンしてしまいます。そこで超意識はカモフラージュをかけるためにわざとヘンテコな内容にして送っています。夢があやふやで心もとなく感じるのはこのためです。夢の約80%は自分に対するメッセージであり、特に健康状態や人間関係、仕事など取り組んでいること、誤った行為に対する警告などで、残りの20%は前世であったり、予知夢などです。

本の中には書きませんでしたが、夢の中には明晰夢と呼ばれるものがあり、自分の意識がある状態で夢を見ています。経験された方もいると思いますが、とても臨場感があり、現実と区別がつきにくい夢です。実はこの状態が本来の私たちの非物質の世界であり、時間も距離も超越した世界です。最近経験した明晰夢をふたつ紹介します。

上野の東京都美術館に行き、伊藤若冲などの江戸絵画を展示した「奇想の系譜展」を見に行きました。虎が描かれた絵がたくさんあったのですが、その夜にさっそく夢の中で頭が虎の毒蛇が何度か出てきました。最後は自分の目の前に現われ、このままでは噛みつかれて死んでしまうと思いました。夢の中で「自分は無限の可能性がある。だからこの場から消えることができる」と思った瞬間に毒蛇は消えて助かりました。夢の中に出てくる自分がなんでも叶えられる本当の姿なんだと起きてから思いました。 もう一つの夢です。夢の中で朝起きたら小さな本屋さんの中にいました。ちょうど寝室のような感じの場所で私は布団の中にいて、周りに本が所狭しと本棚に並べられていました。本の背表紙の色やデザインが一冊ずつ全て確認でき、文字も全て読むことができます。その後、実際に起床した時も、文字を覚えていて説明することができました。その時は メモを取ることを忘れましたが、この本を読みなさいというメッセージだと後から気づきました。

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