メアリーマーガレット・ムーアの新刊「バーソロミュー 4 大いなる叡智が語る内なる神性の目覚め」を読んだ感想と概要

本書(株式会社 ナチュラルスピリット)は1から4まで日本で出版され、その4番目に相当しますが、原書は2番目に「心優しき兄弟から」と題されて出版されています。1987年に初版が出ていますので30年以上前のことになりますが、時間の経過を感じさせません。本書の内容ですがエクササイズや誘導瞑想が主となり、自然界と深く繋がったり、自分の魂に共鳴するものを動物の中に発見したり、動物から教えてもらったり、自分の神話を語ることによって人生のテーマや使命を知ったり、別の次元へ移行して情報を得る手段なども含まれています。高次の存在であるバーソロミューをチャネリングするメアリーマーガレット・ムーアさんはスタンフォード大学の大学院を出た才女で禅や易経にも詳しいのですが、抽象的で理屈っぽい表現をしているところがあり、私には理解に苦しむ箇所がありました。印象に残った内容をかいつまんで説明します。

私たちはこの地球で繰り返される人生を通じて、人殺しは満足感をもたらさないこと、所有するよりも分かち合うことのほうが喜びが大きいこと、幸せや平和は心の中に存在するのであって外側にはないなど多くを学んできました。地球は素晴らしい教師であり、自分の中のあらゆる部分を統合できた時にこの旅は終焉となります。

瞑想をして意識を研ぎ澄ませる練習をすることで直感の声を聞く能力が高まります。無条件の愛は心の中に存在し、ハートチャクラを開き意識を向けることで、愛ある考えや行動、言葉とは何かを教えてくれます。自然界に存在する巨大なエネルギーの渦をインドではディーバと呼んでいます。山脈の周りや大海原、深い渓谷の底、湖、革などに主に存在します。エネルギーは思考に従いますので、それらの近くに座って無念無想の境地にいるだけでもそれを受け取ることができます。ハワイ諸島は海に囲まれ火山がありますので滋養や生命活動、成長のディーバがあり、素晴らしい新たな意識を生み出しています。中国と日本は海で分断されていますが、全体が直感や創造力のディーバが際立っており、芸術的で発明力があります。

私たちは安全でないと感じるときは細胞組織が全体的に収縮しています。逆に山の奥深くに一人で出かけ、突然息をのむ美しさに釘付けにされたりすると、意識が広がり空や樹木や水と一体感を感じます。このような時には細胞は弛緩し、大いなる光のエッセンスを放出することで覚醒のプロセスが始まります。怖いと思うような状況に遭遇したら、深呼吸をすることで背骨が伸び、胸が広がりハートが開くことにより、細胞から愛が流れ出るようになります。つまり拡張は愛をもたらし、収縮は恐れを増大させます。瞑想は場所と時間を決め、ろうそくを灯したり、線香を炊いたり、花の香を嗅いだりしてリラックスした状態を作ると、細胞が無意識に閉じてしまうことを防ぐことができます。

私たちは本来ひとつの意識で通じ合った存在なのですが、それを隔てているのは罪悪感です。他人のエネルギーであるエッセンスを味わい、感じ取ることができれば、自分たちは同じだということが明白になるので二度と分離が起きることなどないでしょう。人間関係において私たちは、相手や世の中への怖れや罪悪感を増やすか、喜びや光を増やすか、いずれかの選択をしています。自分の中に神性を見つけ、相手の中にもそれを感じ取るようになると、自分の波動が上昇し、周りに高い波動を発散することになります。人間同士を繋げるのはハートの力です。ハートは人を繋げ、思考は人を引き離します。意識が拡大し、人生が変化し始めると、気分が沈む代わりに高揚し始めます。するともともと周りにいる高揚したくない人たちは居心地の悪さを感じます。そして自分とは合わないと判断し、距離感が生じるようになります。その時に自分がしていることは最善であると信じなければなりません。

私たちが克服すべき考えの中で一番難しいのは、自分は今より高い意識の次元に生まれ変わる準備ができていないというものです。地球においては妊娠期間や発芽期間というものがあるので、一定の時間が必要であるという信念があります。今この瞬間に新しい意識状態に入りたいと強く主張することで、その実現のプロセスが始まります。

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