パット・ロドガスト & ジュディス・スタントン「エマヌエルの書」を読んだ感想と概要

本書(株式会社 ナチュラルスピリット)は、1993年に株式会社 ヴォイスより刊行された「エマヌエルの書」の一部改訂版で、昨年に復刊されました。著者の一人である故パット・ロドガストさんは1969年以降、30年以上にわたり高次の存在であるエマヌエルをチャネリングしてきました。キャッチコピーの通り、いつも手元に置いておきたい珠玉の名書であり、私たちの人生におけるさまざまな課題や不明な点について明快に説明してくれています。本書の最後には、永遠の今を感じるための瞑想法が載っています。これはトム・ケニオン&ジュディ・シオン「アルクトゥルス人より地球人へ」や、マット・カーン「何が起きても、それを愛する」にも同じようなことが書かれており、とても興味深く感じました。印象に残った箇所を簡単に紹介したいと思います。

私たちの魂は誰もが透き通って、まるで虹のように非常に美しい光を放っています。しかしその周りはにぶい光でおおわれ、ゆがみ苦しんでいるのが分かります。真っ黒な色は神の否定や憎しみ、恐怖は灰色、それが怒りと結びつくと硫黄の色、激情は赤、心を無視した知性は濁った黄色に見えます。一方、肯定的な知性はバターのように輝く黄色、ヒーリングは緑色、神の愛は白や金色、高まった霊性は青く見えます。これらのことは全て、あなたが以前に実際に見てきたことです。

脳の役目は心の命令を果たすことです。人生における最大の戦いは知性と心の戦いです。心が「その通り」と思っても、知性が「理解できないから、信じられない」という具合です。脳よりも心の方が、魂をずっと理解しています。ちっぽけな脳が、恐れのためにかたくなで支配的になろうとする時、心は永遠に侵されることのない安全と真理をささやき始めます。私たちの文化は非合理性を嫌うので、脳が先に立って心がそれに従っていくべきだと考えられていますが、この誤った考えを正し、心の言葉に耳を傾け魂の持つ完璧な叡智を信じて下さい。

ほとんどの宗教は、その根幹となる部分は神から啓示を受け生まれています。しかしながら知性によって歪められてしまいました。私たちに内在する神を信じることが究極の宗教です。宗教は何世紀にも渡って教えられてきましたが、私たちの意識が成長しているのにも関わらず、教義は成長や変化を拒んでいる点を問題にしなければなりません。宗教的な道を信奉する人たちの多くは、人間性の中には神性がないと思っています。

あなたは愛されるために完全である必要はないのです。未発達の部分がある自分に優しくして下さい。この物質次元で完璧でなければならないとこだわれば成長が妨げられます。不完全さもあなたの人間性の一部であり、成長していくことを受け入れて下さい。不完全と思う部分を愛することができれば、変容の第一歩が踏み出せます。つまり今のあなた自身をそのまま受け入れることになります。それに必要なのは真摯さであり、開かれた心です。

死とは「きつすぎる靴を脱ぎ捨てる」ような感覚です。あるいは、たくさんの人がしゃべったり、タバコを吸ったりしている混み合った部屋にいたのが、突然爽やかな空気と陽光の中へ出られる出口の扉が見えてきたようなものです。本当にそうなのです。物質は密度が薄くなり、意識の制限が弱まります。色彩はより鮮やかになり、音はもっと快くなります。全てが虚しく失われると信じているならば、不幸なことですがその通りのことを僅かの間に経験します。しばらくは癒しの時間があり、深い眠りに陥る魂も多くあります。彼らは自分を取り巻く安全と愛とを感じると穏やかに目を覚まします。

永遠なる今だけが存在します。今に留まるには次のエクササイズを行います。正直なところ、文章の意味が良く理解できませんでしたので、私なりに解釈してまとめてみました。

①目を閉じて瞑想の準備をします。脳がもたらす雑念を無視できるようなことであれば、形にこだわる必要はありません。

②呼吸に意識を向け、息が流れ込み、流れ出すのを感じます。吸う息で現在の瞬間に集中し、吐く息は自然に出ていくのに任せます。これをしばらく続けます。

③息を吸い終わった瞬間に、少し息を止めます。無理にならない程度に自然に止めてから吐き出します。呼吸の合間では、そこでちょっと休憩を取る感じです。

④呼吸を繰り返していくうちに、息を止める時間がだんだん長くなり、そこに留まることができるようになってきます。あなたはいま「永遠の今」にいるのです。未来も過去もありません。今だけです。

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