ドランヴァロ・メルキゼデク & ダニエル・ミテルの新刊「ハートへの旅」を読んだ感想と概要

本書(ナチュラルスピリット)は、瞑想を通じて意識を脳からハートへ移行させる数々の方法が紹介されています。また大変奇遇ですが、不食の弁護士として知られる秋山佳胤さんの講演会(12月19日)に参加した時に、ローフード(生食)についての詳細な説明があり、私はさっそく食事に取り入れましたが、それについても本書の中で言及しています。洋の東西も時代も超えて、ハートにつながる方法がとても大事であり、多彩であることを知りました。

私たちはもともとハートで生きていました。ところが自我が複雑化することで本来的に自由であることを忘れてしまいました。このように数千年前にはハートから脳への転換が起こり、大きな代償を求められてきました。シュメール人や、チベットやインドの聖者、エジプトの聖なる父母たちに至るまで、さまざまな時代の人たちが、ハートで生きるための手法を身につけることに生涯を捧げてきました。本書の中で自分に合った方法を取り入れることで、自分自身がハートに導かれ、自分がほんとうは誰なのか、また人生の目的がなんなのかを思い出すことができます。

瞑想の習慣に合わせて食生活も簡素になりました。これは瞑想中にチベットの師たちから教えてもらいました。2015年から2030年までの期間を「液体期」と彼らは呼んでおり、人間の身体に起こる重要な二つの変化を意味しています。ひとつは、私たちの飲み水です。人間の身体はやがて化学処理した水道水や、スーパーで売っている見せかけのミネラルウォーターを受け付けなくなっていきます。天然の湧き水をとることで、チャクラと経絡にエネルギーが蓄えられ、波動が上昇していきます。(ドランヴァロ・メルキゼデクさんの「ハートのイメージ法」のワークショップに出れば、飲み水を簡単に作り直す方法をいくつか紹介していますが、本書には載っていませんでした。)もうひとつは食べ物の変化です。固形物の摂取は徐々に減少し、天然の栄養分や抗酸化物質が豊富なジュースやスムージーを摂ることが増えていきます。もはや胃も肝臓も、大量の固形物には対応できなくなります。やがて人間は食べ物や水から酵素を吸収し、細胞に高次の波動を取り込めるようになっていきます。

瞑想中に湧き上がる雑念に対する対処法を紹介します。雑念から開放され、安らかな状態に達したと感じられるのは、心がおしゃべりを止めて静かになった瞬間だけでした。心が完全に静かになっている時、意識は私のなかで次第に大きくなり、無限に広がっていくことに気づきました。このために必要なことは「注意」だけでした。心に去来する一切のことには干渉せず、ただ見つめ、観察するといった状態が鍵だったのです。この目覚めた状態こそが涅槃なのだと分かりました。それは特別な場所や世界ではなく、ある特定のありかたなのです。

頭脳の機能は、情報を分割し、断片化し、分析することです。自分が無心の状態にある時には、自分に対する言動についてなんの判断も分析もしなくなります。願望が湧いても即座に飛びつかなくなりました。私たちは「在る」状態か、「する」状態のどちらかにいます。「する」ことは、達成、実現、遂行、集結であり、私たちは「する」ことに条件づけられ消耗しているのです。「在る」ことは全く違います。生後から3年間は、「在る」という状態で、ただ存在しているのです。その瞬間に生き、今をただ楽しんでいます。私は文字通り子どものような感覚で生きており、周りのすべての騒音に、干渉も判断もなしに耳を傾けています。私は世界でも有数の混雑した空港の中で狂乱状態の渦中で勤務していますが、まったくそれに煩わされず、静寂で平和な状態です。

最後にとてもシンプルなハートに入る方法を紹介します。

  • 楽な姿勢をとり、背骨をまっすぐに伸ばして目をつぶる。
  • 息を3回吐く。まず普通に息を吸い、つぎに口からゆっくりと時間を欠けて吐いていく。息を吐くたび、それと一緒にあなたのあらゆる問題、気がかり、心配ごとや内的葛藤が外へ出ていく。3回これをしたら、普通に呼吸をする。
  • 自分を大きな家に見立てる。その家の一番上に「脳」という部屋がある。その中央部からは螺旋階段が出ていて、胸の真ん中まで繋がっている。
  • その階段を下っていく。胸の真中に着いたら、階段を跡にして、ゆっくり左を見る。
  • するとそこに、ハートに入る扉がある。どんな扉でも構わない。
  • その扉を開けてハートの中に入る。忘れずに扉を閉める。
  • ハートから放たれているパワーと愛に気づき、見て感じる。

これを何度か試してみると、ハートに入ることがあまりにも簡単なので驚くことでしょう。全宇宙がハートの中にあることが分かります。

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