ドランヴァロ・メルキゼデク「ハートの聖なる空間へ」を読んだ感想と概要

本書(株式会社 ナチュラルスピリット)はマカバと呼ばれるハートの聖なる空間に入る方法が詳細に説明されていますが、書き起こすのに19年の歳月がかかったそうです。具体的な瞑想方法を習いたい方は本書を読まれることを推奨しますが、とても神秘的なさまざまな体験が紹介されています。

私たち人間は、もともと脳の働きに左右されないハートの中の聖なる空間によってコミュニケーションを取ったり感知することができます。例えばオーストラリアの原住民であるアボリジニは、今でも「ドリーム・タイム」と呼ばれる、古代からの生命ネットワークと繋がっています。その集合的な夢や意識状態によって、ハートの世界に生き続けています。ニュージーランドのマオリ族は、「瞑想」を通じて広大な空間を飛び越え、アメリカにいるホピ族と連絡を取り合い情報交換しています。またハワイでは先住民族のシャーマンであるカフナたちが、母なる地球と親しく会話して、魚の群れの場所や食べて良い魚などを教えてもらったりしてします。南米コロンビアのシェラ・ネバタ山脈の高地にある深い峡谷には、「言葉のない言語」を知る部族が住んでいて、この言語は彼らのハートの内にある聖なる空間からやってきます。

マカバのワークショップの例をひとつ紹介します。イギリスの会場は太陽がもう6ヶ月以上も姿を見せていない湿原でした。4日目の最終日に大気汚染を綺麗にする瞑想をやりました。総勢56名が傘をさして霧雨の中で輪になって始めたところ、15分もすると頭上の空に穴が開き、大きくなり始めました。穴はどんどん拡大していき直径10Km以上になり、真上は透き通った青空でしたが、私たちの周囲は高さ800mくらいの霧の塀を通して太陽がぼんやり見えていました。その時、全員に神の存在が感じられると、真っ昼間だというのに頭上には満月がくっきりと光り、月の周りに星が光っていました。すると突然、地上に気配を感じ、リス、ネズミ、犬、鳥といった小動物が周りにあつまり、一緒に空を見ていました。少し寒いと感じ日光に当たりたいと思った瞬間に、今度は霧の塀が無くなり太陽が差してきました。その時に奇跡が起こりました。ワークショップに参加した10年以上車椅子の生活を送っていた男性は、立ち上がり歩き始めたのです。背骨が真っ直ぐになり15cmほど身長が伸び、今でも健在にしています。

ハートの聖なる空間は、心臓の秘密の小部屋とも呼ばれ、「今ここ」であらゆることが可能となる、時間のない意識の次元です。スタンフォード大学の関連機関であるハートマス研究所は、心臓自体が脳細胞を持っていることを発見しました。4万個ほどの脳細胞群ですが、ハートに知性があることが証明されたのです。またさらなる発見がありました。人間の心臓は、臓器のなかでも最強かつ最大のエネルギー・フィールドを形成しており、これは脳よりも大きいです。このトロイド型の電磁場の大きさは心臓を中心軸として2.5~3mあります。

創造、すなわち現実を作り出すことについて考えてみましょう。ずっと昔、人々は現実のスピリチュアルな側面を信じ、内なる意図によって外側の現実を変えることができると考えていました。今、世界中に誕生しつつある新しい子どもたちは、かつてキリストがしてみせたことができ、それに関する報告が「ネイチャー」や「オムニ」など、定評ある科学誌にも掲載されています。例えば、あなたが大変な病気にかかり、治したいと思って患部に意識を集中させるとします。先ずはこれが癒やしが始まるための第一歩です。次は、その病気が体の外にでていくことをメンタル体、感情体、肉体で意図します。メンタル体であるマインド(頭)で病気が完治したイメージを持ちます。いつ完治するかは自分のイメージで決めます。次に感情体ですが、実際に完治した時の喜びなどの感覚や気持ちをありありと感じます。最後は肉体のその部分が完全に正常になって回復したのを感じる必要があります。痛みを感じなくなり、意識を集中している患部に生命力さえ感じられてきます。自分の体を美しく健康に感じるようになります。肉体の反応のこの最終段階が始まれば、必ずそこに奇跡が続きます。

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