クリスティアン・ラー & ニーナ・ラリッシュ・ハイダーの新刊「真の自己に目覚める」を読んだ感想と概要

本書(株式会社 ナチュラルスピリット)は覚醒のための本であり、「ピラミッドのマスターズ」と呼ばれる高次的存在による豊富なアドバイスが示されています。彼らは古代エジプト文明の頂点の時期に教師としてピラミッドの建設に携わりました。ハートと第三の目(松果体)を同時に意識することが覚醒を促すなど、面白い内容が書かれています。

これまであなた方は大いなる全てとの繋がりを持つことなく自分自身を体験してきました。しかしその段階は終盤を迎えました。我々はあなた方が自分たちの制限を超えて成長することを必要としています。なぜなら、そうしないと宇宙全体が更なる成長を遂げることができないからです。あなた方が「自分が何なのか」を思い出してもらうため、「忘却のベール」を脱ぐ簡単なエクササイズを紹介します。本エクササイズは瞑想の前に行うことで、より深い効果を得ることができます。

①片手の指で首の後ろの真ん中に触れます。指を上に上げていき、ぼんのくぼを通り越して頭蓋骨の下端よりも少し上にあるくぼみを感じて触れる。その位置は、眉間にある第三の目のほぼ反対側になります。

②目を閉じて緑色をイメージしながらくぼみを優しく反時計回りにマッサージをする。このくぼみは現在閉じた状態であり、繰り返すことで活性化し覚醒のプロセスが始まります。

本当に見ることとは、第三の目を使うことです。第三の目を活性化させるエクササイズを紹介します。

①目を閉じて、青色をイメージしながら意識を眉間にある第三の目に集中する。どういう感じがするか感覚を味わう。

第三の目はハートと直接連結しています。つまり第三の目で見たものは脳ではなく、真の脳であるハートに送られます。ハートと第三の目の繋がりを発見するエクササイズを紹介します。

①目を閉じて、赤色をイメージしながら意識をハートに集中する。

②自分の心に今深く根ざしていることや、かつて深く根付いたできごとを考える。同時に左手を胸の真ん中よりも少し左側の心臓の上に置く。

③右手を第三の目の上に置く。

④ハートに触れることに完全に意識を集中しながら、ハートと第三の目の間には双方向の繋がりが存在するということに意識を向ける。

あなた方の第三の目とハートが開き、相互に結びつき、その状態が意識できるようになると、癒しが始まります。

加熱調理された食べ物は、消化のプロセスに時間がかかり、体のエネルギーを大きく下げてしまいます。地球のエネルギーが高まっている現在、自分自身と地球の繋がりが弱くなってしまい、不均衡が生じることになります。また加工食品についてもなるべく避けるようにして下さい。これらは体にとって不要なものであり、諸問題の原因にもなります。肉を少なくしローフードを増やしていくと、体のエネルギーレベルが上昇し、より透明になっていきます。そうすると、例えばウイルスは体の中に留まることができなくなってしまいます。

物質的な身体を持ちながら、光の存在としての真の自己を経験する時がきました。そのプロセスを経験するために、緑を自分の周りに多く取り囲んで下さい。自分のパワーにアクセスするためには、この色が必要です。自然の中に行き、草木の緑を自分の中に吸収したり、緑色の服を着たり、緑色を想像したりして下さい。

これまであなた方は、自分たちが永遠の存在であることを気づいていませんでした。永遠には始まりも終わりもありません。時間という幻想があることで、それに囚われ、しがみついたことで自分が本当は誰なのかを経験することができませんでした。永遠を経験するには例えば映画に集中するなど、可能な限り時間を忘れたり、感じさせない機会を自分に作ることが不可欠です。そのようなことを繰り返すほど、自分がリラックスし時間に対する概念が変わってくることになります。

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