アクアビジョン「ヘミシンクとヨーガ・コース」に参加して

2月2日、新宿御苑で行われたワークショップに妻と一緒に参加しました。初めにヘミシンクについて簡単に紹介します。科学的、医学的に認められたオーディオ・ガイダンスの特許技術で、アメリカのモンロー研究所の創始者である故ロバート・モンローが開発しました。ヘッドホンを着けた状態で左右の耳に少し異なる周波数の音(100Hzと104Hzなど)を聞かせることで、人間の耳では聞こえない音である20Hz以下がビート(うなり)として聞こえ、左右の脳が同調することで脳波が変化して変性意識状態へ導いてくれます。これにより意識の一部が肉体から離れる体験をすることができます。例えば亡くなった家族や友だちに会ったり、自分の過去生や未来世を体験したり、宇宙旅行をしたり、特に脳波がデルタ波である4Hzの状態では体外離脱を体験することさえもできます。

モンロー研究所で行っているセミナーやワークショップを日本でやっているのがアクアビジョンです。スタッフの皆さんはみんな波動が高く、いい人ばかりです。CDもたくさん発売されています。

https://www.aqu-aca.com/

代表の坂本政道さんの写真です。

本日のトレーナーの芝根さんはヨーガを10年以上続けており、ヘミシンクとヨーガの間に共通点がたくさんあることを見つけ、本コースのプログラムを開発しました。10:00から18:00までのプログラムの中でレクチャー、ワーク、セッションが行われました。その中で特に面白かった、ナディショダナ・プラーナヤーマ(各チャクラの活性化とプラーナの流れを整える呼吸法)と、サンカルパ(願望実現)を説明します。

■ナディショダナ・プラーナヤーマ

最も重要なナディ(エネルギーの流れ)であるイダ(副交感神経)、ピンガラ(交感神経)、スシュムナ(スピリチュアル・チャンネル)のバランスをとり、チャクラを浄化します。

・1.背筋を伸ばして椅子に座る。腹式呼吸(胸部が動かないように意識し、横隔膜(筋肉)を動かす)と胸式呼吸(胸部を広げたり縮めたりする)を組み合わせて体に取り込める酸素の量を増やす。

・① 腹式呼吸から胸式呼吸に途中で切り換えて息を吸う。

・② 胸式呼吸から腹式呼吸に途中で切り換えて息を吐く

・2.右手人差し指と中指を額につけ、親指を鼻の右側に薬指を左側に軽く置く。左手は上に向け、印を結ぶ(人差し指を曲げて、その上に親指をつける)。

・① 右手の親指で鼻を押さえ左の鼻で息を3秒吸う。

・② 親指と薬指で鼻を押さえて息を3秒止める。

・③ 右手の薬指で鼻を押さえ右の鼻で息を6秒吐く。

・④ 右手の薬指で鼻を押さえたまま右の鼻で息を3秒吸う。

・⑤ 親指と薬指で鼻を押さえて息を3秒止める。

・⑥ 右手の親指で鼻を押さえ左の鼻で息を6秒吐く。

・3.腹式呼吸と胸式呼吸を組み合わせた呼吸法で2を3分間行う。常に左の鼻から吸い始めて、左の鼻で吐いて終わる。呼吸だけに意識する。意識がさまよい出したら、そのことに気づき、再び呼吸に意識を戻します。

・4.内観をする。潜在意識にあった記憶や思考が顕在化し、イメージが見えたら手放す。

■サンカルパ

ヨーガ・ニドラ(ヨーガ的眠り)を体験し、潜在意識にサンカルパをプログラムすることで思いを現実化します。ヨーガ・ニドラには肉体の眠り(リラクゼーション、リフレッシュ)、精神の眠り(潜在意識に蓄積された不要な記憶や傾向性の浄化)、眠らない眠り(肉体は眠り、意識は覚めている状態)の3種類があります。心身のリラクゼーション、心身症的症状の改善、不眠症の改善、若返り、潜在能力の開花、直感力の開発などの効能があります。

サンカルパは「誓い」「宣言」「決意」を意味します。自分が決意することでハイヤーセルフからの応援が動き始めます。具体的な願望を1つ決めておきます。明快で肯定的な完了形でワクワクする内容で作成します。~ない(否定)、~したい(希望)、~ねばならない(強制)は不適切な願望です。

・1.仰向けに寝てリラックスし、YOGA NIDRAのCDを聞きます。ナレーションに従って前半と後半に1回ずつサンカルパを3回心の中で唱えます。

使用するCDは「ヨーガ・ニドラ 紙や まさみ」(ロングバージョン48分とショートバージョン26分が入っています。3000円)

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